leafリフォーム工房 vol.005


■【茅葺き屋根の家(茅さん)

閲覧環境:WindowsME IE5.5 解像度1024*768

「リフォーム工房」第五弾として、茅さんの【茅葺き屋根の家】の「閉架式図書室」を見せていただきました。オリジナル創作小説をメインとしたサイトの、寄贈イラストや作品資料の展示室です。

(1)説明書きについて
「閉架式図書室」というタイトルの下に、ページの説明が書いてあります。ここではイラスト置き場だという説明がされているのですが、実際にはおなじページに100の質問や人気投票も置いてあり、説明とそぐわない印象を受けます。この文章は、書き直されたほうがいいかもしれません。

(2)寄贈イラストのレイアウトについて
テーブルを使わない構造は表示が速く、軽量という意味では非常にありがたいです。しかし、こうして横に並べていくと、ブラウザの幅をせまくすると2行に渡ってしまい、レイアウトが崩れることになります。
ひとつにはやはり、テーブルを使ったレイアウトが便利でしょう。表示の重さが気になるようでしたら、すべてまとめてひとつのテーブルとせずに、寄贈者別にテーブルを分けるのも一つの方法ではないでしょうか。すべてのテーブルの幅をピクセルかパーセントできっちり指定してやれば、テーブルをわけてもおなじ幅で表示することは可能です。
また、テーブルを使わないレイアウトで、<dl>タグを使うのも一つの手段かもしれません。これは「定義」と「その説明」という形式に使用するタグで、<dt>で見出し、<dd>は次の行から少し文字下げをして説明、となります。<dd>のなかでは改行しても文字下げは変わらないので、現状のようにブラウザ幅によってはレイアウトが崩れる、という状況は多少改善されえるかと思います。

(3)寄贈者サイトへのリンクについて
イラストの寄贈者にはサイトをお持ちの方も多くいらっしゃるようですが、一覧にも各イラストの展示ページにも、寄贈者のサイト名やそこへのリンクが表示されていないようです。訪問者が素敵なイラストを見て、この人は他にどんな絵を描いているんだろう……と関心を抱くこともあると思うのですが、現状だと名前を覚えてリンクページに行ってみるか、検索にかけてみるかしかできない状況です。寄贈者へのお礼も込めて、サイトへのリンクをどこかに置いてみたらいかがでしょうか。

(4)未訪問・既訪問の区別について
サムネイルを使ったレイアウトですと、ネックになるのが見たか見ていないかの区別です。イラストは表示にやや時間がかかりますので、2度目3度目の訪問で1度見たものをもう開くことになってしまうと残念な気持ちがします。私自身自分のサイトで出来ていないことなのでおこがましいのですが、画像にborderをつけるか、タイトル文字にも展示ページへのリンクを置くかすることで、さらに使いやすいページになるかもしれません。
とはいえレイアウトとの兼ね合いもありますし、作業が面倒になりますから、是非にというよりはこういうやり方もありますよという程度のものです。あまり気になさらないでください。



以上が、【茅葺き屋根の家】さんへの、文月からのアドバイスです。今後のより良いサイト運営への参考にしてくださると幸いです。

最終更新日:2003.02.07

BACK / HOME

管理人:文月夕(You Fuzuki)
hanameiro@lion.zero.ad.jp